イギリス・バーミンガムで開催されているLeaders in Healthcare 2018に当プログラムから井田特任講師が派遣されています。
BrexitとNHS
Brexitで揺れる英国内ですが、ヘルスケア領域においてNHSがどのような影響を受けるかについて多くの時間を割いて議論が行われています。NHSは財政的には危機を迎えていますが、英国人のプライドとも言えるNHSはその存在を守るために多角的な事業展開を始めています。出版や人材供給、とくに病院のエグゼクティブの人事に影響を強く持っている点が印象的です。
Leadership Education
Junior Doctorと呼ばれる若い医師（日本においては後期研修医相当）へのリーダーシップ教育の重要性についてディスカッションを行うセッションがありました。モデレーターは実際のTraineeであるJuniorが行なっていたのが印象的です。英国の情勢に基づく議論が中心でしたが、早期にリーダーシップ教育を実施することについては強く同意するところです。円卓でディスカッションという大規模な会議では珍しい形でしたが、この手法は真似したいですね。
ディスカッション重視
貴重な機会なので、のんびりランチなんて言う人は少数派のようです。会場においてある果物をかじりつつネットワーキングです（日本のイチゴが出ていました。人気があるようです）。
And more…
‘Way to become Chief-Executive’や’OperationalSafety’など多彩なセッションで幅広い議論が行われていました。これらの内容は来年度以降の講義などで触れていきたいと思っております。
・・・後半に続く
イギリスで一人メシはパブがあるので困りません。ローカルブリュワリーのエールとジンを堪能できます。