“病院経営におけるAll Hazard Preparation“
災害に対して病院経営者はどのような危機管理をすべきか?経営的に一時苦しくなったとしても、災害に対しては、(特に公的)病院が果たさねばならない役割があり、逆に言えば、病院はどのように災害に耐えうる安定的な経営基盤と災害に備えた組織を作ってゆくべきか?
東京大学「経営のできる大学病院幹部養成プログラム」は、地域基幹病院の幹部養成を目指す立場から、東日本大震災から10年経過し、またCOVID-19のパンデミックが続く現在だからこそ、病院経営者はどのような危機管理をすべきか、識者にそれぞれの立場から知見を語っていただく特別公開オンラインシンポジウムを開催します。
今まで日本では「防災」といえば主に「地震に対する防災」を想定していましたが、本年度のCOVID-19のパンデミックによって改めて示されたように、病院が対処せねばならない災害に対する危機管理は天災、感染症、オリンピックのテロ対策など極めて多岐に渡ります。その中で、危機に耐えうる病院経営について皆様と共に考える機会になれば幸いです。多数のご参加をお待ちしております。
【内容】
1.COVID-19、震災における病院経営
~財務的な立場から 運営状況の分析と提言
栗井浩史 (有限責任監査法人トーマツ パブリックセクター・ヘルスケア事業部
シニアマネジャー 公認会計士)
2.防災と危機管理
~実務の立場から 防災のための組織作り
新井隆男 (東京医科大学八王子医療救急センター 救命救急センター長 准教授)
3.東大病院でのCOVID-19対策
~大学病院での実際
芳賀信彦 (東大病院副院長 新型コロナウイルス感染症対策本部副本部長)
オンライン配信期間
2020年12月24日~2021年1月11日
参加費:無料
応募方法:webからの事前申込制
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